
ペットと暮らす中で、「トイレの臭い」や「アンモニア臭」に悩まされていませんか?特に猫や犬のトイレ臭は、毎日掃除してもなかなか消えず、困っている飼い主さんは少なくありません。
「毎日掃除をしているのに、なぜニオイが取れないの?」「来客時にペットのニオイが気になって恥ずかしい」「家族の健康に影響はないのだろうか?」
このような悩みを抱えている飼い主さんは決して少なくありません。
実は、ペットのアンモニア臭には明確な原因があり、正しい対策を行えば、確実に改善することができます。
本記事では、ペットのアンモニア臭・尿臭の原因とリスクを解説するとともに、トイレ環境の見直し、効果的な消臭対策、布製品や家具に染みついた臭いの除去方法、日々の健康管理による予防策まで幅広くご紹介します。
飼い主もペットも心地よく過ごせる清潔な住まいづくりのために、ぜひ参考にしてください。
1. ペットのアンモニア臭・尿臭の原因とリスク

アンモニア臭が発生する原因を知ることで、自然と対策も見えてきます。また、アンモニア臭が引き起こすリスクについても見逃せません。
健康への影響や生活の質を下げる要因にもなり得るため、放置せずに対処することが大切です。
1-1.アンモニア臭が発生する原因
ペットの尿は排泄直後にはほぼ無臭に近い状態ですが、時間が経つにつれて嫌なアンモニア臭を放つようになります。
これは尿に含まれる「尿素」という成分が空気中の雑菌や酵素によって分解されることで、アンモニアが生成されるためです。高温多湿の環境ではこの分解が早まり、短時間で強烈な臭いに変わってしまうこともあります。
また、犬や猫は人間と比較すると、濃縮された尿を排出します。そのため、同じ量の尿でもニオイが強く感じられるのです。特に猫は水をあまり飲まない習性があるため、尿中のアンモニア濃度が高くなりがちです。
さらに猫の尿には「フェリニン」という特有のアミノ酸が含まれています。これが空気中で酸化して「チオール」という強い臭気を持つ物質に変化するため、犬の尿よりもニオイが強い傾向にあります。
ペットがおしっこをしたら放置せず、できる限り速やかに清掃することが、アンモニア臭を防ぐ最も基本的な対策になります。
1-2. トイレのアンモニア臭が消えない理由
ペットのトイレはどんな状態ですか?何気なく使っているトイレの環境が、アンモニア臭を悪化させている原因かもしれません。改めてトイレの環境を見直してみましょう。
トイレの設置場所が合っていない
ペットのトイレを不適切な場所に設置すると、アンモニア臭がこもりやすくなり、部屋全体に悪臭が広がる原因になります。
特に換気が悪い場所や空気が滞留しやすい部屋の隅、密閉された空間にトイレを置いていると、尿のアンモニアが空気中に滞留しやすくなります。
また、日光の届かない場所は湿気がこもりやすく、雑菌が繁殖しやすいため、臭いが強くなりやすい傾向にあります。さらに、人の目が届きにくい場所にトイレがあると掃除頻度も下がり、臭いの原因物質が蓄積されるリスクが高まります。
トイレの設置場所が臭い悪化の一因になっているケースは意外と多く、見直しが必要です。
トイレの掃除不足による尿石の蓄積
トイレ周辺の掃除が不十分なままだと、尿の飛び散りや染み込みが原因で悪臭が慢性化します。特に見落とされがちなのが、尿石の蓄積です。
尿が乾燥・酸化することでトイレ本体や壁、床に白く固まった尿石ができ、それが強烈なアンモニア臭を放ち続ける原因になります。
尿石は通常の水拭きでは落ちにくく、専用の尿石除去剤やクエン酸スプレーでのこまめな掃除が必要です。放置期間が長いほど臭いも強くなるため、週1回の徹底掃除を習慣づけることが大切です。
トイレのサイズが合っていない
ペットの体に対してトイレが小さすぎると、排泄がうまくいかず、はみ出したり粗相してしまう原因になります。
トイレ周辺の汚れやニオイが悪化しやすくなってしまいますので、ペットが快適に排泄をできているかどうか確認してみましょう。
トイレの劣化
古くなったトイレは、見た目がキレイでも表面に細かい傷が付いています。その傷に尿が染み込んで、ニオイの元になってしまっている可能性があります。
洗って取ることはなかなか難しいため、定期的な買い替えの検討が必要です。
消臭対策の不足
対策しているつもりでも、実は不十分なこともあります。
消臭機能があるトイレシートや猫砂、アンモニア臭に効果的な消臭スプレー、脱臭機などを活用し、日頃からニオイがたまらないように対策しておくことが大切です。
何もしないでいると、ニオイが蓄積してどんどん取れにくくなってしまいます。
1-3. アンモニア臭が引き起こす様々なリスク
アンモニア臭を放置すると、どのようなリスクがあるのでしょうか。起こり得る問題について解説します。
長時間の吸引による健康被害
アンモニア臭は不快なだけでなく、長期間嗅いでいると健康にも影響がでます。アンモニア臭が与える健康への影響は下記のようなものが挙げられます。
・咳や痰、気管支炎など呼吸器系の不調
・頭痛や吐き気、嘔吐
・嗅覚障害
・睡眠障害
・自律神経の異常など
アンモニアは刺激が強いため、咳や痰、気管支炎などの呼吸器系の不調や頭痛や吐き気などを引き起こす可能性があります。 嗅覚の障害はいつもアンモニアの臭いがある家に住んでいると、嗅覚が慣れてしまうこともあります。
そのほか、アンモニア臭のストレスで自律神経のバランスが乱れてしまい、睡眠障害や自律神経の異常に影響する可能性があります。
アンモニアは刺激が強いため、長期間曝露されると健康リスクも発生するので、臭い対策を入念にしてください。
ペットのトイレ臭を軽く考えてしまいがちですが、アンモニア臭は慢性的な健康被害を引き起こす恐れがあります。特に免疫力の低い高齢者や小さな子どもにとっては、より重大な問題となります。定期的な換気と消臭対策が不可欠です。
ペットの行動や体臭への影響
アンモニア臭がトイレ周辺にこもると、犬や猫が「自分のにおいが薄れた」と感じ、マーキング行動を繰り返すことがあります。これは縄張り意識の一種であり、特に犬に多く見られます。
また、不衛生なトイレ環境で排泄を続けていると、ペットの被毛や肉球にも臭いが移ってしまい、体臭が強くなる原因にもなります。さらに、不快な臭いにストレスを感じてトイレを我慢したり、他の場所で粗相してしまうこともあります。
ペットにとっても快適で清潔なトイレ環境は、健康と行動の安定を保つうえで非常に重要です。
来客時の印象が悪くなる
ペットのトイレ臭、とくにアンモニア臭は、来客に強い不快感を与える可能性があります。「なんとなくこの家、臭う」と思われると、家全体の印象が悪くなってしまいます。
また、トイレの周囲に尿が飛び散ったまま放置すると、カビや菌の温床にもなり衛生的にも問題です。小さな子どもがいる家庭では、床を這ったり舐めたりする危険もあるため、衛生面への配慮は不可欠です。
清潔な空間は、ペットだけでなく飼い主とその家族、さらには訪問者にとっても安心できる環境となります。
2. アンモニア臭・尿臭の正しい消臭対策

アンモニア臭の放置は、人にとってもペットにとってもストレスや健康リスクをもたらす可能性があることがわかりました。
では、どうすればこの不快なニオイを効果的に抑えられるのでしょうか。
ここからは、トイレや部屋のアンモニア臭対策について具体的にご紹介します。
2-1.ペットのトイレ環境を徹底的に整える
アンモニア臭対策の第一歩は、なんといってもトイレ環境を徹底的に整えることです。ちょっとした工夫や心がけが、ニオイのしない快適な空間を保つ秘訣になります。
対策方法について詳しく見ていきましょう。
トイレの設置場所を見直す
ペットのトイレ選びと設置場所を工夫するだけで、気になる臭いの予防に効果的です。 理想的なトイレのサイズと形状は、犬と猫に共通していえますが、広さに余裕を持ったサイズにしましょう。
トイレの設置場所を工夫することで、臭いが軽減されることがあります。 飼い主の目が届きやすいリビングにトイレを設置している家庭も多いですが、たとえば2階建て住宅の場合は、階段下のスペースにトイレを設置するのもおすすめです。
廊下にトイレを設置している家庭もありますが、人の往来が多くペットのストレスになることもあるため、トイレの設置場所は注意しましょう。 1番大事なのは、ペットが落ち着いて用をたせる環境を整えることです。
トイレをこまめに清掃する
アンモニア臭の軽減にはトイレの清掃頻度や方法、消臭剤の選び方も非常に重要です。 犬の場合は、トイレトレーを毎日1回は除菌や消臭効果のあるスプレーなどで掃除して、週に1回はトイレ全体を水洗いしましょう。
猫のトイレ掃除は、都度汚れた砂やそのまわりの砂を取り除かないと臭いが強くなります。 月に1回は砂を全部入れ替えてトイレを丸洗いする必要があり、トイレ環境を常に清潔にするのが大事です。
消臭剤は、無香料や香りの強すぎないものを選ぶのがペットに優しくお薦めです。 犬や猫は人間とくらべても嗅覚が非常に鋭く、犬は人間より一億倍、猫は数万〜数十万倍ともいわれており、人間には無害でもペットには有害の可能性があります。
特に湿度が高い梅雨時期や夏場などは、臭いの発生が加速しやすいため、いつも以上にこまめな清掃が求められます。清掃と消臭剤を組み合わせることで、より持続的に快適なトイレ空間を保つことができます。
消臭機能のあるトイレシートや砂を使う
アンモニア臭を軽減させるためには、消臭効果のあるトイレシートや砂を選ぶことが非常に効果的です。
犬用トイレシートには吸収力に優れた厚型タイプと、こまめに交換できる薄型タイプがあり、ライフスタイルや清掃頻度に応じて使い分けると良いでしょう。
猫砂に関しては、鉱物系・紙系・木系・シリカゲル系など多種多様で、それぞれ吸収性や消臭力、処理のしやすさが異なります。特にシリカゲルは湿気をすばやく吸収し、アンモニア臭を閉じ込める効果が高いため、臭い対策には有効です。
また、どんな優れたトイレ用品を使っていても、取り替える頻度が少なければ効果は半減します。犬・猫の性格や体調、尿量に応じた交換頻度を把握し、常に清潔な状態を保ちましょう。
トイレだけでなく周辺の拭き掃除をする
トイレ周辺の床や壁に尿が飛び散ると、見えないところで臭いの原因が蓄積されます。週に一度は床や壁の隅も丁寧に掃除し、月に一度はトイレ全体を徹底的に清掃しましょう。
拭き掃除には、アルコールスプレーではなく、アンモニア臭に効果的な酸性成分(クエン酸やお酢など)を含むクリーナーを使うのがおすすめです。
拭き取りにはマイクロファイバークロスなど吸着力の高い布を使うと、細かい汚れまでしっかり取り除けます。
掃除後にはペット用の安全な消臭スプレーを仕上げに使うと、臭い戻りも防げます。
リフォームを検討するのも一つの方法
掃除や消臭グッズでは限界を感じる場合、住宅そのものの見直しも有効です。
トイレの床材をアンモニアに強い防水・抗菌タイプのフロアシートに張り替えたり、壁紙を防臭素材に変更したりすることで、長期的な臭い対策につながります。
また、換気扇を増設したり、脱臭機能付きの換気設備を導入することで、部屋全体の空気環境が改善されます。特に築年数が経過している住宅では、臭いが建材に染みついている可能性があるため、部分的なリフォームは効果的です。
快適なペット共生住宅の第一歩として検討する価値があります。
2-2.消臭剤や脱臭機でニオイを除去する
ニオイの滞留や蓄積を防ぐためには、消臭スプレーや脱臭機などを活用するのがおすすめです。ペットに優しく、しっかりとアンモニア臭に効果を発揮するものを選びましょう。
アンモニア臭には「消臭+除菌・抗菌」がマスト
アンモニア臭は、「尿に雑菌が繁殖することで発生する」とお伝えしました。
そのため、一時的な消臭だけではなく、除菌・抗菌作用のある製品を選ぶことで、雑菌の繁殖を防ぎ、アンモニア臭の発生を予防することができます。
アンモニア臭に効果的な消臭成分は、アンモニアのアルカリ性を中和できるクエン酸や、化学反応によってニオイを抑える亜鉛塩、天然由来で除菌・抗菌作用もあるフィトンチッドやヒノキチオールなどがあります。
消臭剤を選ぶ際は、これらの成分に加えて「除菌・抗菌対応」「アンモニア臭対応」と明記された商品を選ぶといいでしょう。
ペットに安全な消臭グッズを選ぶ
ペットと一緒に暮らしているご家庭では、消臭力だけではなく、犬や猫にも安全な消臭グッズを選ぶことが大切です。
例えば、フィトンチッドなどのペットに優しい天然成分を使った消臭スプレーや、おがくずを利用した猫砂、活性炭入りのペットシーツといったアイテムは、化学物質を使わずにニオイを中和・吸着するため、安心して使える消臭グッズとして人気があります。
ただし天然の成分や素材でも、まれにペットがアレルギー反応を起こす場合もあるため、初めて使用する商品は少しずつ試して、ペットの体調や様子に変化がないかをよく観察しましょう。
消臭スプレーと脱臭機を併用する
アンモニア臭対策には、ピンポイントで消臭できる消臭スプレーと、空間全体のニオイを取ることができる脱臭機の併用が効果的です。
消臭スプレーはトイレ周りや床などニオイの発生源に直接噴霧でき、即効性があるのが特長です。
一方で、脱臭機は空間のニオイを持続的に臭いを抑えることが可能で、脱臭フィルターやオゾン、光触媒を用いた機器など種類が豊富です。
森林の空気に含まれる「フィトンチッド」を活用した消臭スプレーや脱臭機は、強力な消臭力とリラックス効果が期待できることから、介護施設やペットのいるご家庭でも取り入れられることが増えています。
スプレーと脱臭機を組み合わせて、ピンポイントと空間全体の両面から臭いを断つのが理想です。
2-3.布製品・家具・床に染みついた尿臭を取る
ペットが粗相してしまった際にすぐ掃除ができればいいのですが、寝ている間や外出している間に失敗してしまうこともあるため、なかなか難しいですよね。
カーペットやソファーなどの布製品、木製の家具やフローリングなどに染みついてしまったアンモニア臭は、消臭スプレーや脱臭機だけではどうにもならないこともあります。
そんななかなか取れない頑固なアンモニア臭を取る方法をご紹介します。
ニオイが取れないのは尿汚れが残っている証拠
キレイにしたはずなのにまだ臭う…。それは、アンモニアや尿素などの成分が素材の内部に残留しているためです。
表面をこすったり、スプレーをかけるだけでは届かない繊維の奥や木目の隙間など、目に見えない部分に尿汚れが染み込んでいると、掃除直後はニオイが消えたように感じても、数日後に再び臭いが戻る「ニオイ戻り」が起こることがあります。
ニオイ戻りを防ぐには、ニオイの根本原因となる尿汚れをしっかり取り除くことが重要です。
染みついたアンモニア臭の取り方
しつこいアンモニア臭をしっかり取り除くには、「中和」と「除菌・抗菌」の両方にアプローチすることがポイントです。
アンモニアはアルカリ性のため、弱酸性のクエン酸スプレーで「中和」するのが有効です。市販のスプレーを使うか、水200mlに対してクエン酸小さじ1(約5g)を溶かしたものを用意しましょう。
臭いの気になる箇所に浸透させるようにしっかりと吹きかけ、しばらく置いてから乾いた布で押さえるように拭き取ります。
クエン酸でアンモニアを中和したら、次に「除菌・抗菌」成分を含んだスプレーをしてニオイ戻りを防ぎましょう。
なお、除菌・抗菌スプレーを使う前にクエン酸を乾かす必要があるかどうかは成分によります。
フィトンチッドなどの植物由来成分は多少濡れていても問題なく効果を発揮します。銀イオンや塩化ベンザルコニウム系は酸性に弱い場合があるため、しっかりと乾かしてからスプレーするのが理想です。
つまり、染みついたアンモニア臭には「クエン酸+除菌・抗菌スプレー」が最適ということになります。
頑固なニオイにはスチームクリーナーも効果的
クエン酸でもなかなか取れない頑固なアンモニア臭には、スチームクリーナーを活用するのも効果的です。
高温の蒸気によって、尿成分や菌などニオイの原因物質を繊維の奥から浮かせて除去できます。布製品に染み込んだ臭いを根本から断つ手段として、スチームはとても有効な選択肢といえます。
スチームクリーナーをお持ちでない場合は、電子レンジで温めた蒸しタオルを使うだけでも汚れを浮かせる効果が期待できます。
ただし、スチームはアンモニア臭そのものを中和するわけではないため、クエン酸や除菌・抗菌スプレーとの併用がおすすめです。
3. アンモニア臭を予防するペットの健康管理

強いアンモニア臭は、ペットの健康状態や食事が影響しているかもしれません。あまりにもニオイが気になる場合は、早めに獣医師に診てもらうと安心です。
ペットの状態をよく観察し、日々の体調や行動に変化がないか気を配ることも、ニオイ対策のひとつです。普段と違う様子に気づいたら、早めに対応することで、健康トラブルの予防にもつながります。
3-1. 尿の濃度とアンモニア臭の関係
水分が不足すると尿の濃度が濃くなり、アンモニア臭が強くなる原因になります。ペットに必要な水分量を把握し、こまめに水分補給を促しましょう。
1日に数回は水を入れ替え、水飲み場を増やしたり、落ち着ける場所に設置するなどして、お水が飲みやすくなるように環境を整えてください。特に夏場はぬるくなったり雑菌が繁殖しやすいため注意が必要です。
なかなかお水を飲んでくれない場合は、ペットフードをウェットタイプに変えるのもお薦めです。 ウェットフードは一般的に80%前後の水分を含んでいるため、食事から水分を補うことができます。
3-2. 食事の見直しが尿の臭いに影響することも
アンモニアはたんぱく質の分解によって発生するため、食事内容、特にたんぱく質の量や質は尿の臭いに大きく影響します。人間も食事によって体臭や尿のニオイが変わるのと同じように、ペットも食事の成分によって変化が見られます。
ペットの年齢や体調に合わせて、栄養バランスに配慮した食事を選び、必要に応じて獣医師のアドバイスを受けることが大切です。
3-3. 尿の観察と定期健診で病気の早期発見を
尿の状態は体の変化を知らせてくれるサインのひとつです。尿の臭いがいつもより強い、色が濃い、回数や量が変わったなどの変化がある場合は、腎臓疾患や糖尿病などの病気の可能性も考えられます。
細菌感染がある場合は、ツンとしたアンモニア臭や異常な酸臭を感じることがあり、放置すると症状が悪化する恐れがあります。
特に猫はあまり水を飲まない傾向があるため、腎不全や尿路結石といった腎臓系の病気にかかりやすく、尿の臭いや色を日頃から観察しておくことが大切です。
水分不足やストレス、食事の変化が原因のこともありますが、数日続くようなら早めに獣医師に相談しましょう。
定期検診も病気の予防に役立ちます。一般的には3〜4か月に1回のペースでの検診が目安ですが、高齢のペットや持病がある場合は、動物病院と相談しながら頻度を調整するのがおすすめです。
4. アンモニア臭対策は消臭・抗菌できるSEAROMAで

SEAROMA(シーロマ)シリーズは、植物由来成分フィトンチッドの力で、アンモニア臭やペット臭など、気になる生活臭を根本からしっかり消臭します。
置き型やスプレーなど、生活習慣に合わせて、あなたにぴったりのSEAROMAを見つけてみてください。
4-1. 抗菌消臭アロマディフューザーSEAROMA(シーロマ)
SEAROMA(シーロマ)は、消臭・抗菌効果に優れたアロマディフューザーです。
植物由来成分フィトンチッドを拡散してニオイを元から分解・除去することができ、アンモニア臭を93%軽減*、ペット臭の原因であるトリメチルアミンを98%軽減*します。(*分析機関/住化分析センター)
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もともと動物病院やペットサロン、ペットショップ、ブリーダー施設、ホテルなどで使われていた業務用機器ですが、家庭でも使いやすいコンパクトサイズに改良し、シンプルでスタイリッシュなデザインはインテリアにもなじみやすいと好評です。
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フィトンチッドに銀イオンをプラスして、抗菌力を高めた消臭スプレーです。
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4-3. SEAROMA(シーロマ)ゲル
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